『歩行』

当院では毎日の歩行をお勧めしています。
構造医学では生理歩行といいます。

歩き方の基本
・軽装にし、かかとのしっかりしたシューズ。
・足で一線を挟む用に歩く。
・状態はやや前傾、まっすぐ前を見る。
・腕を振る際、肘を軽く曲げる。
・手にあまり力をいれず、軽く握る。
・親指は立てて軽く握る。
・歩幅はできるだけ広く。
・やさしい歩き方(ヒールタッチ)で、なるべく平坦な道を歩くのが効果的。
・毎日同じコースだと左右どちらかに偏りがちなので、時にはコースを逆に回ったりする。
目的別・歩く速度
①消化器系機能増進・・・ゆるやかな歩調
②運動支持系機能増進・・・速歩
③呼吸器循環器系機能増進・・・やや速歩
④泌尿器系機能増進・・・平常歩行
歩行時間
・40分持続歩行
(30分を超えないと効果が見られず、40分を超えると疲労を訴える方が急激に増える)
・毎日歩く
・最初は絶対に無理をしない
(普段あまり歩いていない人、しりもちをついたことがある人は特に)
歩行時の呼吸
・呼気。つまり吐くことを基本にする。
・はくときは尖らせた口から。吸うときは鼻から。呼気2回+吸気1回『フーフー・スー』

・ある程度のやわらかさと幅
・甲の部分がきちっとかぶさるジョギングシューズ
・ワンサイズ大きめなものを選ぶ

当院では生理歩行を病気の予防・治療法として歩ける患者様すべてに指導しております。

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